- 毎日同じおもちゃだけじゃ飽きてTVばっかり!
- 子どもと料理!?一緒にやったらイライラする!
- 子どもが何ができるのかわからない!
- 準備しなくても楽しめる活動ないの?
実は心構えと具体的なやり方のコツさえあればどんな親子でも楽しむことができます。なぜなら、子どもは五感が刺激される本物を触ることが大好き!
料理は手先の活動にもなり、毎日様々なものに触れられるので、おもちゃのマンネリ解消にも有効です!もちろん、子どもはお母さんが喜んでくれることも大好きですよね。
この記事では2歳ごろから楽しく始められる【子どもとの料理】について、
- 心構え
- 環境の整え方
- 具体的な活動
をまとめています。
この記事を読み終えると、お子さんと料理の料理の仕方がよくわかり、おうちでの過ごし方がとても充実しますよ!
もくじ
どんな知育玩具よりも料理は優秀
世の中には、様々な知育玩具やおもちゃがありますね。
用意するのも良いことですが、大事な事は日常生活の中にあります。
子どもたちは本物が大好き。
ままごとをするよりもお母さんと料理をする方が断然得るものが大きいです。
- 手先の調整力
- 五感を磨く
- 段取り力
- 準備をしたり片付けをする習慣
- 周りの人から心から感謝される経験
- 食事や作ってくれる人への感謝の心
書いてみると本当に多様な力が身につくことがわかりますね!
知育玩具のように「○○の力が身に付く!」と箱に書かれていないので、見落としがち。
でも、子どもにとって、料理はとても楽しく大事な経験です。
実際、世界中のモンテッソーリ園でも実物を使った活動やクッキングの活動は必ず取り入れられています。
そして、数字や言葉の活動より何より、日常生活の活動が優先されるのです。
とても地味ではありますが、日常的にお子さんがキッチンに入れる工夫をしてみましょう!
料理教室に通わなくても、保育園や幼稚園に通う前から自宅でできる経験はたくさんありますよ!
料理を始めるには?
「それなら始めてみたい!」と思われた方!
いきなり始めて挫折しないために、事前に知っておいてほしい【環境の整え方】と【大人の心構え】を紹介します♩
環境を整える
まずは環境を整えること!
子ども用のステップや道具を用意しましょう。
大人用の大きすぎる道具や、高すぎるキッチンで不安定な台を使っって作業する事はとても危険ですし、ストレスです。
お子さんとストレスなく活動するためには、最小限でいいので道具を用意してあげることをお勧めします。
踏み台
はじめはIKEAのステップを使おうとしたのですが、我が家のキッチンの高さには高すぎて、息子の姿勢がおかしくなるので、寝室行きに^^;;
結局、高さが調整できる2段のステップを購入。
子どもが成長しても使い続けられるのでコスパ良しです!
インテリアにも馴染むデザインで気に入っています!
海外ではラーニングタワーと言って、このようにDIYしたり購入される方もいらっしゃいます
日本でも売っているところを探しましたがamazonの取り扱いで約3万円!
結構高いので、作るのが上手な方はぜひDIYをお試しください!
道具
道具の選び方の基準としては
- 子供サイズ
- 使いやすさ
が大切です。
包丁やピーラーなどの刃物は特に、切れ味が悪いと変な扱い方をして怪我をする原因になります。
道具ははじめに質の良いものを用意してあげるほうが、結局コスパが良いです!
心構え
大人の心構えもものすごく大切です!
- 工程を短くすること
- やり方を見せるときは8倍ゆっくり!
【注意】説明と見せるのを同時にしない - 集中して作業している時は口出ししない
- 出来栄えについて文句を言わない
お子さんの好きそうな手の動きを見つけて、気楽にチャレンジしてみましょう!
誘っても断られたら、無理やりやらせなくて大丈夫!
見ているだけでも、もちろんOK!
道具なし!準備なしで子どもと料理
料理を始めから最後まで、全部一緒にやるのはとても大変です。
子どもが気に入りそうな活動を小出しにして、1つの工程をやり切ってもらうのがお勧めです。
2歳以上のお子さんが取り組める活動をピックアップしました!
野菜の下処理系はいろいろバリエーションがあっておすすめです♩
卵のからむき
しっかりゆでたゆでたまごの殻をむく作業です。
豆のさやむき
豆のさやむきも達成感があるのでおすすめ!
豆ご飯ができますね♩
卵をわる
手首の調整力がついてきたら、卵もしっかり割れるようになります。
ピッチャーで水のあけ移しがこぼれずにできたり、丸が描けるようになるのとほぼ同時期なので、目安にしてみてください。
玉ねぎの皮むき
意外と息子がはまったのは3歳手前でした!
薄い皮を剥いていくのは難しいけど、楽しい様子。
むいていくと、色が変わっていくのは面白いですよね♩
レタスをちぎる
新聞びりびりが好きなように、子どもはちぎる作業も大好き!
サラダ用やスープ用のレタスをどんどんちぎってもらいましょう♩
かぼちゃの種とり
2歳のときに息子がはまった活動です。
スプーンでゆっくり取るのを見せてから始めると、職人クオリティに仕上がりました(笑)
道具を使って料理
道具を使わない料理に慣れてきたら、今度は子どもサイズの道具を用意してみましょう!3歳頃から習慣にできる、具体的な活動をご紹介します。
イベントではなく、日常的に料理をする習慣がつくといいですね!
パンにジャムをぬる
パンにジャムを塗る時、ついつい大人がさっと塗ってしまいがちですが、子どもが楽しめる活動の1つです。
よそう
砂場やおままごとなどで子どもが器に移し替えるのが好きなように、「よそう」活動は人気の活動です。
ご飯をよそったり、具をよそったり、手首の調整力が高まっていきます。
切る
「切る」活動は、包丁からではなくバターナイフから始めるのがお勧めです。
安全かつ動きの習得につながります。
バターナイフ
バターを塗る時にももちろん便利ですが、実はバナナを切ったりジャムを広げたりするときに、子供にとってもとても良い道具になります!
お安いのでよかったら購入して使ってみてください。
包丁を使う前に練習しておくのに、とても安全に練習できます♩
りんごカッター
上から押すだけでりんごがすぱっ!と切れて、その香りや断面を楽しむことができます。
なかなか日本で使う習慣はないと思いますが、1歳から一緒にりんごを切る経験ができるので、楽しいです♩
ただ、切ったらすぐでいっこ食べないといけないのは大変です(笑)
包丁
包丁は子どもサイズかつ切れ味が良い方が逆に安全です。
切れ味の悪い包丁は危険なのでやめておきましょう!
包丁は【台所育児】から出ているものがおすすめです。
サイズも子どもの手になじみ、切れ味も良いのでスッと切れます。
まわす
保護者の方がコーヒーを飲むご家庭であれば、コーヒー豆を挽く活動もおすすめです。
始めは抑えてあげた方がよいですが、だんだん1人でできるようになっていきます。
力一杯回すのは、なかなか家の中でできないですよね。
子どもにとって、とても楽しい活動です♩
おすすめの本
包丁デビューする前に読んだのが、こちらの本です。
モンテッソーリ教師の資格を持ちで、親子料理教室を主催されている石井先生。
大人の心構えや具体的なレシピがとても読みやすくまとめられています。
最近続編も出版されました!
悩みを解決してくれる優れものです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
意外と料理といっても、一工程を手伝ってもらうだけでも楽しめます。
活動の組み合わせで少しずつ、工程を長くしていくことができますよ。
- 環境整えること
- 大人の心構え
- レパートリーを増やす
私も余裕のあるときに、出来ることを出来るところまで実践中です。
子育ては日々反省と挑戦ですね^^笑