生まれて数ヶ月、赤ちゃんは自分の意思で手足を動かせません。
それができるようになるのが、生後約4ヶ月ごろ。
その名もクロスモーダル連合といいます。(超かっこいい!笑)
ひな祭りということで、いちご大福を作って、こびとちゃんに見せてみました。
すると、興味津々!
そして、ついに、ついに…
ヨダレながらも、ついに手が届きました!
今まで気になるものは目で追う事しかできなかった息子にとって、大きな出来事!
一体脳内で何が起きているのでしょうか?
今回のテーマはクロスモーダル連合と視覚情報処理についてです。
クロスモーダル連合とは?
見たもの(視覚)に手を伸ばす(触覚)のように、五感の異なる感覚器からの情報が統合され、連動することを「クロスモーダル連合」と呼びます。
ほかにも、「名前や音のなった方(聴覚)に目をやる(視覚)ために、首をふる(身体運動)制御する」などの連動があります。
視覚情報処理能力の向上
「手を伸ばせば触れる」ということは「この世界は三次元だ」ということに気づき始めた、ということ。
目の網膜に映ったときには二次元の情報を、脳内で三次元の世界に復元することができるようになったということです。
おしまいに
「見たものに手を伸ばす」という、大人にとってはとても単純に思える動作でさえ、視覚と感覚の発達が必要とされ、できるようになるまで3ヶ月もかかるのには驚きです。
このクロスモーダル連合って名前も機能もかっこいい!
息子はいつ出来るようになるのか、いろいろ試して待ちに待っておりました。
そして、本日おもちゃを見せても大して手を出さないのに、食べものとなると必死で手を動かすことがわかり、おめでたいひな祭りとなりました^^
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