お読みいただきありがとうございます!
子育て中のモンテッソーリ教師demiです。
改めまして、私の自己紹介と現在に至るまでのストーリーを書きました。
- 0-3歳のモンテッソーリ幼児教室を運営
- 10歳年上の旦那さんと、2017年生まれの息子と3人暮らし
- 大阪育ち、大阪在住
- 大阪府立茨木高校、同志社大学出身
- 保育士・中高国語科教員免許
- Diploma of North American Montessori Center(3-6years)
- モンテッソーリ教育を取り入れた子育てをInstagramで発信中
- 好きなもの:家族・本屋・片付け・甘いもの・ウクレレ・旅行
- 苦手なもの:納豆・アイロン・掃除
もくじ
モンテッソーリ教師は天職!
モンテッソーリ幼児教室
現在は0〜3歳のモンテッソーリ幼児教室をモンテッソーリ教師の友人と運営しています。
教室では1歳や2歳のお子さんでも約60分、自分で好きなお仕事(教具)を選び、夢中になって活動してくれます。
「うちの子がこんなに集中する姿を初めて見ました!」と保護者の方に感動していただけるほど。
教師の一方的なパフォーマンスではなく、子どもの主体的な学びや集中する姿に価値を置いてくださる素敵な保護者の方々。
そして、いつも様々な学びをこちらにも提供してくれる、個性あふれる子ども達に出会えて、本当に楽しく、天職のような仕事です。
悩みの少ない子育て
モンテッソーリ教育について学んだことで、子育てへの悩みはほとんどありません。
本や資格、実践の場でモンテッソーリ教師の先輩の子どもとの接し方を学べたことは大きかったです。
子育ては「甘やかし」や「厳しいしつけ」といった単純な2方向ではない。
「子どもと大人が尊重し合う」ということの大切さ。
そして、子どもが自立して生活しやすい環境づくりを家に応用することで、子育てがぐんと楽になり、大きく助けられています。
大失敗したキッズ英会話
今でさえ、子どもの発達に合わせた主体的な学びの場をつくれるようになりましたが、それまでは紆余曲折、失敗も重ねました。
ドイツ留学、世界の学生に唖然
大学在学中にドイツに留学し、そこで世界の学生が主体的に学ぶ力に圧倒されました。
- 中高でも大学でも双方向の授業、学生の発言量がとても多い。
- 大学の定期試験の論文は日本の卒論レベルの量
- ドイツの入試はマークシートではなく、本格的な論述
同じ留学生の学習力の高さにも驚かされましたが、大学での学生の学ぶ姿勢は日本と比べ物になりませんでした。
思うのと、出来るのは違う
帰国後は学習者同士が学びを促進する『学び合い』という教育に出会い、インターンシップをしました。
そこで「キッズ英会話をしてほしい」と保護者の方から依頼があり、ネイティブの先生を探してきて企画運営を担当。
しかし、これが大失敗。
あれだけ「学習者主体の学びをしなければ!」と思っているのに、「子ども達に学ばせている感」が否めないのです・・・。
- レッスンが始まっても絵本を読みたい子
- 教室をただただ走り回る子
- ゲームをしても発達段階に合っていない
などなど。
ネイティブの先生ともいろいろと工夫しました。
それなりに楽しいレッスンなのかもしれない。
モンテッソーリ教育と運命的出会い
そんな時、様々な教育に詳しい方に相談すると、「モンテッソーリ教育が合うと思うよ」と言っていただきました。
何冊かモンテッソーリ教育に関する本を読みましたが、キッズ英会話に落とし込む方法がわからず、
百聞は一見に如かず、ということで、
京都の深草子どもの家を紹介していただき、見学へ。
深草子どもの家は赤羽先生という、日本で初めてモンテッソーリ教育を学ばれた先生が創られた超老舗のモンテッソーリ園です。
そこで、見学させていただき、子ども達が自分で自分の好きな活動を選び、自立してのびのびと生活してる姿に感動。
あの瞬間は忘れられません。
お弁当も各々お友達と用意して食べ始め、片付けをして、再び自分の好きな活動に戻ります。
机の上には子どもが生けた花が飾られ、なんと平和で豊かで穏やかな空間なんだろうと。
本を読むだけではわからなかったモンテッソーリ教育。
実践現場を見ることで魅了され、本場イタリアのマリア・モンテッソーリが最初に創った園も卒業旅行として見学してきました。
主体的な学びの場を実現!
モンテッソーリ教育と出会う前に教育企業に内定していたので、モンテッソーリ教育が心残りながらも就職し、営業経験を積みました。
結婚を機に退職し、保育士資格とモンテッソーリ教師資格(Diploma of North American Montessori Center)を取得。
本格的なモンテッソーリ教育を実践するモンテッソーリスクールに出会い、アシスタントとして勤務しました。
出産を機に退職しましたが、そこでの先生方のプロ意識や専門性の高さ、雰囲気が大好きで、今では息子がお世話になっています。
毎日穏やかに楽しくお仕事に取り組んんでいるようで、息子はスクールが大好き。
嬉しい限りです。
子どもが通園を始めてから、友人とモンテッソーリ幼児教室を始めました。
学生の頃とは違い、モンテッソーリ教育の知識や経験の甲斐あって、子ども達が主体的に夢中になって学べる場をつくることができています。
モンテッソーリ教育は日本を救う
モンテッソーリ幼児教室での保護者の方の声や自身の子育て経験から、子育ての悩みはモンテッソーリ教育が解決できることがわかりました。
モンテッソーリ教育は今から100年以上も前から世界中で実践されているのです。
しかも、医学・生物学・教育学といった時代や場所を超えた普遍的な理論を基にしています。
ノーベル平和賞を3回もノミネートされたほど、世界的に評価が高い教育です。
「IQを上げます!」「◯○小学校に合格します!」のようなペラッペラな教育とは次元が違う人格教育です。(言い過ぎ?)
そんなモンテッソーリ教育の英知を、モンテッソーリ園に留めるのはもったいないと思いませんか?
保護者の子育て観が変われば、学校選びが変わります。
そうして、草の根から日本の教育は変わることができるのです。
子ども達の自ら学ぶ力を信じ、受け身で学ぶ教育は終わりにしましょう。
ちなみに文部科学省が推進するアクティブラーニングは、とっくの昔にモンテッソーリ教育が実践しています。
とはいえ、今後の教育の流れにも合っているとわかれば、尚更安心ですね^^
おうちモンテを始めよう!
モンテッソーリ教師になるには、何百時間、何百ページと学習が必要です。
でも、子育て中にそんな時間はなかなか取れませんよね。
日々あっという間に大きくなっていくかわいい我が子のために、今日からできる子育ての工夫があります。
- モンテッソーリ式おもちゃ収納
- 玄関やキッチンなどのおうちの環境づくり
- 子どもへの声かけのコツ
- 発達に合わせた赤ちゃんのモビールの作り方
などなど、意識していれば、お金をかけなくても子どもの発達を助け、自立した生活を導ける工夫がたくさんあります。
ぜひ、一緒にモンテッソーリ教育を学び、実践して、子育て上手になりましょう!